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2006-11-24 Fri 11:10
![]() この年齢になって、今大人である自分と、昔子どもであった自分と どこが大きく違ったんだろうか、どこが変わらないままなんだろう か、とふと思う。まっ、大人への階段一つ一つ昇るたび、捨ててき たもの、忘却したものはきっと多いんだろうな。自覚はないけど。 そんな事いろいろ思いながら運転してたら、ふっと思い出したこと があった。当時聞いたときには、ただびっくりしたけど、これって ほんとはすご〜く(特に大人にとって)学べる話なのかな、見習う べき部分なのかな、なんてしみじみ思った。
現在小学校6年生の甥っ子が、幼稚園のときの話。 ある日のこと。幼稚園からお家まで、一人で帰宅中の甥っ子は 突然行く先を阻まれ、そこから先へ一歩も進めない状態に・・ というのは、歩道上にでっかいRV車が駐車していて、人が歩 くスペースが全くなかったらしい。 普通、歩道が通れないならば、車道側を通ってからまた歩道に 戻ればいいと考えるし、またほとんどの人はそうすると思う。 しかし、甥っ子はそれが出来なかった。何故か。 実はその日、幼稚園の先生からこう言われていたらしい。 「みんな、お家に帰るときは、ちゃんと歩道を通るのよ〜。 いくら車が来なくっても、車道は決して歩いちゃだめよ〜」 交通安全上、先生の話はごもっとも。何も間違ってない。 ところが甥っ子は、「車道は歩いちゃだめ!」という先生の言葉 を思い出し、RV車の前で立ち往生してしまった。 そして、ここからびっくりする行動に! なんと、RV車の下を匍匐(ほふく=腹ばい)前進したのだ! 甥っ子は、「車道は通ってはいけない」という先生の言葉を素直 に受け止めた。ところが、歩道は車が邪魔で歩いては通れない。 ならば、と唯一スキマのあった車の下を腹ばいで通り抜けたので ある。本人からその話を聞いた義妹はもうびっくり! その時、車が動き出していたら、、と思うと背中が寒くなったと 言い、素直すぎる息子に「例外もある」という事を必死になって 説明したとも言っていた。その子は小学校での初めての運動会で も、その素直すぎる性格を見事に発揮してくれた。 はりきってかなり早い時間に登校していった。が、しばらくして 泣きながら戻ってきた。話を聞くと、水筒に入っているのが「お 茶ではなかったから」だった。実はその時も先生から、「水筒に お茶入れてもってきてね〜」って言われてたらしい。義妹として はつい親心で、暑い日の水分補給=「スポーツ飲料」という発想 で「ポ○リス○ット」を入れてやっていたのだ。 開会を待つ間、水筒の「お茶」を飲んだら、お茶ではなかった。 自分は、先生に言われたことを守っていない!って思ったんだね。 義妹は、中味をお茶に入れ替えながら 「あ〜あ、余計なことした・・」と思ったらしい。 その当時、この甥っ子の話で親族一同盛り上がった。 口の悪い叔父さんたちは、冗談交じりで 「お前、ばっかじゃないか〜、、」 「考えればわかるだろ〜」なんて、暴言の数々。 でも、そんな甥っ子を本当にかわいいと思った。 そして、今日あらためて、「すごい!」とも思った。 大人の私が、失いかけているものの一つ。 「人の話を素直に聞くこと」 勿論、話の良し悪し、自分にとっての向き不向きは判別しなけ ればいけない。でも、はなっから、聞く前から、 自分考え中心で、相手の言いたいことを本当に受けとめる用意 があるのか、軽く扱ってはいないか、馬鹿にしてはいないか。 反省は多い。 甥っ子の馬鹿がつくほどの素直さ。今その事を思い出している 自分はきっと、それが「今必要」なんだ、、と感じている。 「自分に必要なものは、ありとあらゆる現象で現れる。」 どんな小さな事でも、その中に気づきを見出せると、そんなふう に思う私。自分が自分を救うとはこういう事だと感じる。 こういう考えには素直になれるから、まだ救われるかもね。 |
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2006-12-10 Sun 00:09 | | #[内容変更]
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